八ツ場ダムでヒ素検出の事実を国土交通省が隠蔽
群馬県の八ツ場(やんば)ダム建設予定地の利根川水系の吾妻川とその支流で、WHO(世界保健機関)が定める国際環境基準の100倍以上の高濃度のヒ素を検出しながら、国土交通省が調査結果を公表していなかったことが分かった。
八ツ場ダム上流のように天然のヒ素化合物鉱床がある河川はヒ素で汚染されているため、流域の水を飲むことは服毒するに等しい自殺行為で、仮に下流域でヒ素濃度が100分の1に薄くなったとしても長期間の飲用はヒ素が体内に蓄積して皮膚ガン等を引き起こすことは森永ヒ素ミルク中毒事件でも明らかである(*)。
(*)1955年(昭和30年)の森永ヒ素ミルク中毒事件では、森永乳業徳島工場で製造された粉ミルクに微量のヒ素が混入したことが原因で13000人もの乳児がヒ素中毒になり、130人以上が死亡した。東南アジアのカンボジアでは、住民が井戸水を通して地中に含まれるヒ素を摂取し続けたことから子供が相次いで死亡し、水質検査をせずに飲料用井戸を作った日本など諸外国のNGOに対して批判が高まったことがある(NHK「クローズアップ現代」で放送)。
| 固定リンク | トラックバック (1)











